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ピックアップ製品情報

創傷包帯および補綴向け新シリコーン粘着剤製品

WACKERは創傷包帯と補綴向けの新しいシリコーン粘着剤製品としてSILPURAN® 2112およびSILPURAN® 2438 ADHを第23回ヨーロッパ創傷管理協会(EWMA)で発表しました。

 

製品紹介

WACKER(ミュンヘンに本社を置く化学グループ会社)は、創傷包帯と補綴産業向けの新しいシリコーン製品を第23回ヨーロッパ創傷管理協会(EWMA)で発表しました。SILPURAN® 2112シリコーン粘着剤は肌になじみ、先進的な創傷包帯材の製品向けに特化して開発されました。
SILPURAN® 2438 ADHシリコーン粘着剤は、布と補綴分野で一般的に使用されるシリコーン処理された複合材の粘着に適しています。本製品はまた、生体適合性があり、肌になじみます。
EWMA 2013は、デンマークのコペンハーゲンで2013.3.15-17に開催されました。

 

SILPURAN® 2112 A/Bは、付加硬化型シリコーンゴムです。硬化して低モジュラスとなる2つの成分から成ります。シリコーン粘着剤は透明で、注入可能で、有機可塑剤がありません。硬化の際、副生成物を放出しません。

 

シリコーン粘着剤は非常に柔らかく柔軟であるので、皮膚にしっかりとしかし優しく適合し、凹凸によく密着します。その結果、患者の皮膚とシリコーンは広範囲にわたり接触し、穏やかに付着します。SILPURAN® 2112 A/Bから作られた傷包帯は、呼吸でき、撥水剤があります。
その温和な付着のために、そのような包帯は組織を再損傷せずに、容易に取り去ることができます。

 

 

SILPURAN® 2438 ADH シリコーン粘着剤

WACKERはまた、EWMAでSILPURAN® 2438 ADH A/Bも発表しました。この付加硬化型シリコーンゴムは、A剤とB剤が混合された後、80〜120 °Cで硬化します。その結果、Shore A (ISO 868)の値が38と中程度の硬さで、7 N/mm2 (ISO 37)の高い引張強さ、12 N/mm (ASTM D 624 B)の高い引裂強さ、伸び400%のエラストマーとなります。

 

これらの特性により、SILPURAN® 2438 ADHは最適な粘着剤とし、硬化されたシリコーンゴムの不動化、及び、織物の表面の柔軟な接合を可能にします。この新しい粘着剤は、プライマー不要でこれらの材料から作られた成形品を接合することができます。その高い引裂強さにより、硬化したシリコーン粘着層は、粘着部が互いにこすれる時に生じる高いレベルの機械的応力に耐えることができます。SILPURAN® 2438 ADHは、補綴学と矯正器学で使用される、成型されたシリコーン部材と繊維材の間の非常に柔軟な結合を生み出すために使用することができます。

 

SILPURAN® 2438 ADHは、注入可能で、手動と半自動プロセスの両方で処理することができます。
室温で1時間のポット・ライフを持ち、硬化して半透明のエラストマーになり、副生成物を放出しません。

 

全てのSILPURAN®製品のように、SILPURAN® 2438 ADH、及び、SILPURAN® 2112は、有機可塑剤、及び、有機安定化剤を含みません。それらは、ISO 10993 と米国薬局方の分類 VIによる生物学的適合性試験に合格しております。これらの製品はWACKER自身のクリーンオペレーション標準で製造され、クリーン・ルーム環境下でパッキングされます。

 

 

 

各製品の詳細情報につきましては、「製品に関するお問い合わせ」より必要事項をご入力いただき、お問い合わせください。

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