POWERSIL® 567

特長

スプレーや刷毛によるコーティングで長期撥水、防汚、塩害対策にご使用になれます。耐トラッキングなど碍子に求められる電気特性にも対応可能。

用途

発電・送電
ポリマー碍子,磁器碍子の撥水処理
湿潤汚損地域に設置されたガラス、磁器、エポキシ樹脂碍子やその他高圧用絶縁体の保護コーティング。

加工方法 / 使用方法

コーティング作業 ・絶縁体はスプレーコーティングすることを推奨いたしますが、ブラッシングやディッピングも可能です。
・スプレーコーティングは、エアレス行程、特にエアコート塗工技術を推奨いたします。
・一般的には、スプレー圧は約150barにて塗工表面より30-50cmにてご使用下さい。
・以下の装置、設備の使用を推奨いたします。
- フラットノズル : φ0.33mm、20°
- 塗布圧力 : 50-150 bar.
-POWERSIL® 567のチクソ性により1度塗りで表面を覆うことができます。2度目の塗工は、30分後に行って下さい。
・完全な硬化は温度と湿度にもよりますが8-12時間後に得られます。
・2度の塗工により乾燥後、約0.5 mmの厚みが得られ、長期にわたる優れた保護皮膜が得られます。
・強風時はオーバーコーティングにご注意ください。
・雨天時は作業を中止するか、もしくは、塗工面が雨に曝されないようにしてください。
・使用後のスプレー装置はゴムの装置内部での硬化を避けるため、非極性溶媒(キシレンや白灯油など)にて 直ちに洗浄して下さい。

取扱上の注意

・主成分の比重が重く沈降しやすいため、十分に攪拌の上ご使用ください。
・接着性を高めるため、コーティングを施す表面は溶剤などでゴミやグリースなどの油分を取り除き乾燥させて下さい。
・洗浄用溶剤としては化学的に純粋な溶剤(キシレン、白灯油、アセトンなど)を使用して下さい。

保管上の注意

火気厳禁、常温で直射日光を避けて保管ください。
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