ELASTOSIL® R plus 4305/30-90

特長

ELASTOSIL® R plus 4305シリーズは、押出成形品の製造に適しています。 適切に硬化および付加硬化されたELASTOSIL® R plus 4305/50の加硫物は、食品接触用途に使用でき、BfRの「XV. シリコーン」およびFDA 21 CFR §177.2600「繰り返し使用されるゴム製品」の推奨事項に基づいて、抽出可能および揮発性物質に関する制限を考慮した上で使用に適しています。 USP<88>クラスVIおよびISO 10993の選択された試験に基づく生体適合性に関する書面は、要求に応じて提供可能です。

用途

医療・介護
カテーテル
・ベビーケア
・食品用途
・チューブ等の押出製品
・衛生用品

加工方法 / 使用方法

ELASTOSIL® R plus 4305シリーズは、過酸化物ではなく、白金触媒マスターバッチであるELASTOSIL® AUX Batch PT 1でのみ硬化させることができます。ELASTOSIL® R plus 4305シリーズとELASTOSIL® AUX Batch PT 1は、ロールミルで100:1.5の比率で均一に混合して頂きます。触媒の量を増やすと硬化が速くなりますが、ポットライフが短くなります。混合中は化合物を冷却するよう注意が必要です。均一な混合が必要ですが、ゴムの温度が30°Cを超えないようにしないと、焦げるリスクがあります。ELASTOSIL® AUX Batch PT 1を加えると、架橋反応が始まります。架橋の速度と程度は、保存時間と温度に依存します。23°Cではポットライフは約24時間です。触媒混合物を低温で保存することで、ポットライフを延ばすことができます。詳細については、最新のパンフレット「SOLID AND LIQUID SILICONE RUBBER - MATERIAL AND PROCESSING GUIDELINES」をご参照ください。

取扱上の注意

過酸化物ではなく、白金触媒マスターバッチであるELASTOSIL® AUX Batch PT 1でのみ硬化させることができます。

保管上の注意

段ボール箱は乾燥した涼しい場所に保管してください。開封後は、アミン、硫黄、リン化合物による白金触媒の劣化を防ぐため、必ず再密封してください。各バッチの「使用推奨期限」は製品ラベルに記載されています。ラベルに記載された日付を過ぎても、必ずしも使用できなくなるわけではありませんが、その場合は、意図した用途に必要な特性を品質保証のために確認する必要があります。
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