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K 2025 - 国際プラスチック・ゴム産業展

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K 2025 - 国際プラスチック・ゴム産業展
ワッカー、未来を切り拓く技術、ハイテク・シリコーンを展示

 エネルギー転換、デジタル化、e-Mobility、サステナビリティは、今や誰もが話題にするテーマです。ここでシリコーンがどのような貢献をしているのでしょうか?この問いに対し、ワッカーは今年のK 2025 - 国際プラスチック・ゴム産業展(ドイツ・デュッセルドルフ)で多数の製品イノベーションを紹介します。「シリコーンでメガトレンドを加速」というモットーのもと、Hall 6Stand A10260平方メートルのブースで、ハイテク・シリコーンが多くの主要技術に不可欠である理由を実演します。例えば、電力網拡張では、付加硬化型固体シリコーンゴムが複合碍子(がいし)の製造にますます使用されています。電動モビリティ分野では、新しいセラミファイング・シリコーンが電気自動車のバッテリー安全性を向上させます。シリコーンラミネート製の軽量センサーは、デジタル化、医療技術、ロボティクス分野で効率的かつ耐久性のあるソリューションを可能にします。

 

 「電気自動車の熱管理、架空送電線用複合碍子、電活性ポリマーを用いた新しいセンサーなど、シリコーンはこうした画期的技術の実現に不可欠です」とワッカー・シリコーン部門長のトム・コイニは強調します。「今年の見本市では、当社製品のイノベーションポテンシャルと、業界やお客様にもたらす付加価値を実演します。」

 

 シリコーンの重要性が高まっていることを示す顕著な例が、ワッカーがK 2025で展示する全長約4メートルの複合碍子です。この展示品は、ガラス繊維強化プラスチックを押出成形可能なシリコーンで完全に覆ったものです。「絶縁材料として、シリコーンは電力網の安定運用に重要かつ持続可能な役割を果たします」とコイニは続けます。「シリコーンゴムは耐候性・耐紫外線性に優れ、特有の誘電特性を持ち、磁器やガラスと異なり高い撥水性により通常清掃不要です。したがって、シリコーンは電力工学や送電技術のほぼ全分野、特に屋外用途で使用されています。世界的な電力網拡張を背景に需要が高まっており、当社にとって非常に有望な市場です。」

 

 e-Mobilityやデジタル化も展示で強調されるテーマです。例えば、EVバッテリーモデルでは、シリコーンがエネルギー貯蔵部品の安全性・防火性・熱管理をどのように向上させるかを示します。デジタル化については、来場者が革新的なシリコーンセンサーを使ったインタラクティブなビデオゲームで反応速度を試すことができます。ワッカーブースのサステナビリティセクションでは、液状シリコーンゴム製成形部品のライブ製造も行われます。展示会期間中、ミュンヘンのair up®社製飲料ボトル用マウスピースがRICO社設計の金型で液状射出成形されます。これらのデモでは、食品用途向けに開発され、ポストキュア不要のELASTOSIL® ecoラインのバイオメタノールベース液状シリコーンゴムが使用されます(毎日10:0018:00)。

 シリコーンベースのGENIOPLAST®添加剤や熱可塑性樹脂・エンジニアリングポリマー用プロセス補助剤、さらにバイオプラスチック製造用ポリ(酢酸ビニル)ベースのVINNEX®添加剤システムも今年の展示会で製品ポートフォリオを補完します。



ワッカーが注力する製品イノベーションは以下の通りです:

POWERSIL® 1900 A/B
新しいミラブルシリコーンゴム(HCR)で、複合碍子(がいし)の製造に適しています。2Kシステムとして供給され、押出成形やスパイラル押出成形などの製造プロセスに適しています。他の製造方法と比べて、可変径の大型碍子の製造が容易かつ低コストで可能です。シリコーンポリマー碍子(がいし)は磁器碍子(がいし)よりも重量が大幅に軽く、最大80%の軽量化が可能で、設置も容易です。



ELASTOSIL® R 531/60
バスバーは基本的にアルミニウムや銅のレールで、バッテリーセルやモジュール間の電流を分配します。電気自動車の公称バッテリー電圧はすでに300V900Vの範囲にあり、バスバーの確実な絶縁が不可欠です。K 2025では、ワッカーがこうした部品を確実に絶縁する新製品を紹介します。ELASTOSIL® R 531/60はバスバーの被覆を低コストで実現し、火災時にはセラミファイ化して電気絶縁保護層を形成し、短絡を確実に防ぎます。ELASTOSIL® R 531/60は電気自動車の乗員・防火安全に重要な役割を果たします。。


NEXIPAL® Sense シリコーンラミネート
フレキシブルプリントエレクトロニクスの製造を次のレベルへ。NEXIPAL® Senseラミネートは高伸縮性シリコーンエラストマーと導電性シリコーンフィルムで構成され、柔軟で伸縮性のあるコンデンサとして機能します。圧力や曲げ動作で部品の電気容量が変化し、異なる電圧状態が医療技術、ロボティクス、スポーツ用途に精密なセンサー信号を提供します。

ドイツ・ブルクハウゼン近郊のグループ生産拠点では、センサーラミネートの量産が開始されています。ワッカーは今年のK 2025で、特別開発された全自動ロールトゥロール製造プロセスによる規制部品メーカーとして初めて出展します。これにより、同社は世界初のカスタマイズ可能なフレキシブルセンサーラミネートの工業生産規模でのサプライヤーとなります。



ELASTOSIL® eco LR 5003
サステナビリティゾーンでは、「eco」グレードのELASTOSIL® eco LR 5003をご紹介します。ポストキュア不要の液状シリコーンゴムで、食品業界やその他のセンシティブな分野での大量生産に特に適しています。揮発性成分については、こうしたシリコーン製成形部品はポストキュアなしでもドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)の規定値を満たし、米国食品医薬品局(FDA)の食品接触製品要件もクリアしています。その結果、ライフスタイル製品、ストロー、ベーキング型、スケッパーなどの効率的な製造が可能です。



2025年10月8日~15日、Hall6・BoothA10のワッカーブースにてご来場をお待ちしております。
K 2025 - World's No. 1 Trade Fair for Plastics & Rubber

ELASTOSIL® eco Bottle

ミュンヘンを拠点とする企業 air up® がデザインしたウォーターボトル。K 2025では、ワッカーが ELASTOSIL® eco LR 5003 を使用して、ボトルのマウスピース(オレンジ色)を製造する様子をライブで実演します。(写真:ワッカー)

ELASTOSIL® eco Bottle

NEXIPAL® eco Mouthpiece Sense Controller

ワッカーは特殊なコントローラーを使って、NEXIPAL® Sense 電活性シリコーン積層材の仕組みを紹介します。積層材を伸ばしたり押したりすると、部品の電気容量が変化します。異なる電圧状態がセンサー信号となり、インタラクティブなコンピューターゲームの操作に使用されます。これらの信号は非常に高精度で、医療技術、ロボティクス、スポーツなどの高度な用途にも活用できます。(写真:ワッカー)

NEXIPAL® eco Mouthpiece Sense Controller

ELASTOSIL® Busbar

バスバーは被覆後に曲げられ、バッテリー構造に組み込まれます。高い弾性とノッチ衝撃強度のおかげで、このシリコーンは成形や曲げの工程にも容易に対応できます。(写真:ワッカー)

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POWERSIL® 1900 AB

ワッカーの新しいミラブルシリコーンゴム(HCR)であり、スパイラル押出成形プロセスによって複合碍子(がいし)の低コストかつ高精度な製造を可能にします。(写真:ワッカー)

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ワッカーシリコーンについて

 ワッカーシリコーンは世界有数のシリコーンメーカーとして、2,800種類以上の高度に特化した革新的なシリコーン製品を製造しています。製品はシリコーンオイル、エマルジョン、シリコーンレジン、シリコーンエラストマー、シリコーンシーリング材から、シラン、シラン末端ポリマーそしてフュームドシリカまで多岐に渡ります。これらの製品は、最終製品の価値と性能を向上させることによりお客様にとって非常に大きな付加価値の可能性を提供しています。ワッカーシリコーンのシリコーンは自動車、建築、化学、医療技術、エネルギーとエレクトロニクス、製紙、繊維などの分野で使われています。

関連サイト紹介

 WACKER showcases high-tech silicones for future-bound technologies

Press Release:  WACKER_at_K2025_EN

ワッカーケミー社:

 ワッカーケミー社は、約16,600人の従業員を擁し、年間売上高は約57億ユーロ(2024年)の世界的な化学会社。27の生産拠点、21の技術センター、48のセールス拠点からなるグローバルネットワークを有しており、シリコーン、ポリマー、バイオソリューションズ、ポリシリコンの4つのビジネスユニットからなる。ワッカーシリコーンの製品は、自動車、建設、化学、化粧品、医療品、エネルギー・エレクトロニクス、製紙・繊維などの様々な分野で使用されており、2024年、シリコーン事業部の売上高はグループ全体の売上の50%にあたる。

旭化成ワッカーシリコーン株式会社

1999年 (平成11年)10月1日、旭化成・ワッカーケミー社の合弁会社として設立。資本金は10.5億円(旭化成株式会社 50%、Wacker Chemie AG 50%)、従業員は約160名。事業内容は、シリコーンオイル、シリコーンエマルジョン、シリコーンレジン、シリコーンエラストマー、 高分散シリカ、シラン等の製造・開発・販売。

東京本社 
 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-16-8 (内神田ミッドスクエア7F)

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 〒300-4522 茨城県筑西市向上野1500-3 つくば明野工業団地

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