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We Love シリコーン

We Love Silicone

We Love Silicone

シリコーンは優れた特長を持つ高機能材料として、様々な産業分野で活用され、私たちの生活を豊かに、快適にすることに大いに役立っています。

その可能性はさらに大きく、環境面でもその適応性に優れていることから、21世紀を迎えてさらにその重要性は高まっています。

We Love Silicone!

We Love シリコーン!

旭化成ワッカーシリコーンは、シリコーン製品を製造販売している会社です。シリコーンやシリコンという言葉はいろいろな場面で出てくる言葉ですが、それがどんな物質で、どのように私たちの生活に貢献しているのかはあまり知られていません。そこで、まずはシリコーンとはどういう物質で、どのように私たちの生活に役に立っているのかを知っていただきたいと思います。シリコーンという物質について知っていただくことで、シリコーンのファンになっていただければと思います。

What is silicone?

シリコーンとは?

シリコーンはケイ素と酸素からできた無機質の骨格に、有機基を結合させたもので、無機と有機の両方の良い特性を併せ持つユニークなポリマー化合物です。一般には混同されていることが多いですが、シリコンとシリコーンは別物です。シリコンはケイ素の事で、半導体や太陽電池に用いられる金属です。シリコーンとは異なる材料です。シリコーンは上述のとおり、シリコンと酸素を骨格に持つポリマー化合物の総称です。英語ではシリコンはSILICONでシリコーンはSILICONEと最後にEが付きます。

シリコーンは高機能性原料として様々な用途に幅広く使用され私達の生活を支えています。またシリコーンは、市場・技術トレンドの変化に合わせてどんどん進化してきています。そして、環境、エネルギー、安全への関心が高まる中、サステナビリティに貢献する材料としても期待が高まってきています。今後もシリコーンは時代のニーズに合わせて更に進化し、様々な用途での活躍の幅を広げていく存在であり続けます。

  • シリコン(金属ケイ素)
  • シリコーンポリマー(シリコーンオイル)
  • シリコーンポリマー(シリコーンゴム)

シリコーンの化学構造

Silicone Market Trends

シリコーンの市場動向

シリコーンは1930年代に透明シリコーン樹脂が発明され、1940年代に入り工業化されました。その後さまざまなシリコーン製品が高機能性原料として様々な用途に幅広く使用されています。

また市場・技術トレンドの変化に合わせて進化してきました。近年は環境、サステナビリティに貢献する材料として期待が高まっています。シリコーンに対するニーズは世界的に旺盛であり、シリコーン市場は、各国のGDP成長率を超えて伸びてきています。

日本においては、自動車、LED関連など、新たに高機能性シリコーンが求められる用途が成長しています。

Applications

用途展開と技術動向

耐熱性、耐寒性、電気絶縁性、難燃性化学安定性、撥水性消泡性など多くの特長を備えています。その優れた特長を生かしてシリコーンは様々な用途に使用されて私たちの生活を支えています。自動車、エレクトロニクス、建築・土木、化粧品、ヘルスケアなど多くの分野で活躍しています。

自動車用途

サステナビリティの観点から、世界的なトレンドとして、電気自動車(EV)の急速な普及が見込まれていますが、EVの普及のためには、さらなる車載バッテリーの改良が必要となっています。バッテリーメーカー各社からはエネルギー密度が高く、小型、軽量、低価格のバッテリー開発を進めています。こうしたバッテリーでは、発熱コントロールが非常に重要になります。その他にも、パワーコントロールユニット、コンバータ、電気モーターなど熱マネジメントのニーズが高くなっています。こうした用途に対し熱伝導性シリコーン材料は稼働温度を低下させ、バッテリー及びその他のカーエレクトロニクス部品の長寿命化と性能向上に大きく貢献しています。

衝突安全性の確保からエアバッグの装備がすすんでおり、フロントエアバックだけではなく、側面衝突に対応したカーテンエアバッグ、歩行者保護エアバッグなど、車一台に搭載されるエアバッグの数は年々増えています。

シリコーンはエアバッグのコーティングに使用されており、衝突時に瞬時に発生する高温・高圧ガスから機材のエアバッグ生地を保護し、エアバッグの展開性能を助けています。

電気・電子用途

シリコーンは高い透明性、熱安定性、光安定性、耐硫化腐食性など優れた特長からLED照明の封止剤、シール材、放熱材等に幅広く使用されており、LED普及による省エネに貢献しています。

またシリコーンは耐熱性・耐光性にも優れ、光や熱による色の変化や品質の変化が小さく、長期に透明性や品質が保たれることからスマートフォンや、自動車のディスプレイの接着用途にも広く使用され、私たちの快適な生活に貢献しています。

建築・土木用途

建築・土木の分野では、ビルなどの建物の省エネルギー化が注目されています。日本でも、2030年までに新築建物の平均で「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」を達成するという省エネルギーの政策目標が設定されています。その実現に貢献する材料として耐久性、対候性の高いシリコーンのシール材使用した複層ガラスなどが使われています。

こうした構法を使う事で、ビルの内外での熱の伝達が削減でき、夏・冬などで空調のために使用されるエネルギー消費量を削減することができるようになっています。

またシリコーンを使用した構法によって、全面ガラス張りの美しいデザインのビルが可能になり、街の美観の向上にも役に立っています。

化粧品・トイレタリー用途

シリコーンは安全性、撥水性、持続性、光沢性に優れた材料であることに加えて、さらっとしていてべたつかないという感触の良さがあります。

日本では高齢化が大きなメガトレンドの一つですが、健康寿命や社会活動年齢の長期化により、若々しく健康的に見えるための化粧品のニーズが高まっています。高機能性シリコーンにより、化粧品の効果の保持や効果の促進が可能になっています。

また頭髪についても高齢化とともに失われたハリやコシの改善に寄与するシリコーンもあり、広く高齢化のニーズに応えています。

シリコーンは殆どすべての産業分野で使用され、私たちの日常生活と大変密接なつながりを持っています。

私事になりますが、筆者はシリコーン業界に携わって36年になります。シリコーンは私たちの生活の身近なものから航空宇宙にまで及ぶ広い用途で活躍しているとても面白い素材です。今後も多くの可能性を秘めた素材であると私は確信しています。

シリコーンについて正しく知って頂き、適切に使用して頂くことで、豊かで快適な生活の創造に貢献したいと願っています。

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最終更新日

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